日吉神社ひよしじんじゃ


 八雲町日吉の意宇川の切り通しの東の山の頂の劔神社の境内にあります。鳥居の先の長い石段を上がると、右手に日吉神社があります。
 近世には山王権現と呼ばれたようですが、山王権現は神仏習合の神で、明治期の神仏分離により山王権現を祀る神社の多数は日吉神社などに改称されたようです。

 「山王権現 伊弉冊尊をまつる、縁起社記なし、故に垂跡の歴数しれず、祭祀卯月中の申の日八月廿八日なり、延寶年中建立棟札あり」(雲陽誌)

 「『日吉神社』(日吉村字山王山) 大巳貴命。『日吉神社』は、明治四十四年劔神社境内に遷されたが、劔神社の末社ではなく、独立社である。」(八雲村誌)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:大巳貴命おおなむちのみこと
 境内社:

 所在地:松江市八雲町日吉10
 訪問日:2021年2月22日


竹林の脇に参道がある。風化した狛犬が1体だけある。

鳥居から左へ石段がある。長い石段が上がっている。石段の上に灯籠がある。

石灯籠には嘉永七年の刻みがある。手水鉢石段上の一段目の日吉神社

狛犬紀元二千六百年(昭和15年)記念とある。拝殿

扁額本殿一段上に劔神社がある。




松江の神社